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1997

菱ヶ岳(974m)・五頭山(912m)

Sat.Nov.8.1997/曇り
新津(7:40) (8:10)菱ヶ岳登山口駐車場  (10:00)菱ヶ岳(11:30) (12:30)前一峰 (13:30)駐車場 (14:00)新津

紅葉の菱ヶ岳を訪ねた。 菱ヶ岳・五頭山とも、麓の紅葉がすばらしい。 黄色と橙色がきれいだ。 すでに駐車場には10台ほどの車があった。 一方、登山道から見える三の峰登山口駐車場にも10台ほど車がある。 登山道は、落ち葉で覆われていた。 紅葉は、陽が当たると美しい。 菱ヶ岳の登山は、残雪期以来8ヶ月ぶりである。 ウエア、靴下とも冬の装備で来たので、汗が噴き出し、その分よけいに疲れる。 杉鼻では、あえて冬道コースを選んだ。 ほとんど藪こぎであった。 高度をあげるにつれて、木々の葉が少なくなる。

2時間ほどで、菱ヶ岳山頂に到着する。 ビールを飲みながら、早い昼食をとる。 無線で3局と交信できた。 雲が多く、陽がかげると寒い。 山頂に、次から次と登山者が到着する。 皆、休憩後、五頭山へ縦走する。 天気が良いせいであろう。 私も計画を変更し、五頭山に向かう。 飯豊連峰は、上部が雲に覆われ見えない。 しかし、下部は、真白くなっている。 五頭山の各峰には、人の姿が見える。 裏五頭の谷は深くて、紅葉がきれいである。 紅葉が見える場所を選んで、昼食をとっているグループが多い。 ビールを飲んだ後の、登りは、苦しい。 前一の峰直下の水場で、水を飲み、水筒に補給する。

前一の峰、一の峰の広場は、昼食をとる登山者で満杯となっている。 三の峰の小屋、鐘の下にも人がいた。 五の峰からもにぎやかな人の声が聞こえる。 三の峰コースを下る。 谷を挟んで反対側の斜面の紅葉が、陽をうけて輝いている。 三の峰コースの登山口付近の紅葉が、もっともきれいであった。 何度も足を止めて、照り映える紅葉を仰ぎ見た。 三の峰登山口の駐車場には、40台ほどの車があった。 また、菱ヶ岳登山口駐車場には、同じく40台ほど車が止まっていた。 今回の登山者は、きっと紅葉の美しさを十分満喫しただろう。