2000
朝日連峰/大朝日岳(1870m)
Photo:Sho-Asahidake(1648m) from Koderayama(1501m) 00/08/26
Photo:Gentians at Dai-Asahidake(1870m) 00/08/26
Photo:Aconites at Dai-Asahidake 00/08/26
Photo:"Kingyokusui" is the source of Sagae River 00/08/26
Photo:Entrance of Dai-Asahi Hut 00/08/26
Saturday.August.26.2000/曇り
新津(3:00) (6:30)日暮沢小屋 (11:00)大朝日岳 (12:00)西朝日岳 (12:30)竜門山(13:15) (15:15)日暮沢小屋(15:30) (16:00)柳川温泉(16:30) (20:00)新津
見附から日暮沢小屋まで車が入る。---
井上氏の登山情報から、局地的な豪雨により車道が寸断されていることを知る。
飯豊朝日連峰の登山情報
初秋までに道路が復旧されていることを期待していたところであるが、続報が得られず、西川町役場に電話する。そこで、道路の修復と通行可能を確認する。実際、行ってみると道路はきれいに修復、整備されている。工事は、ブルドーザを使用しなければならないほどの状況である。沢と道路が交差するところで、ほとんどすべての道路が鉄砲水で押し流された思われる。一登山者として、西川町にただ感謝申し上げるしかない。
日帰りで初秋の朝日連峰を楽しむ。---
大朝日岳からの眺望と秋の花の鑑賞を目的に、日帰りで大朝日岳の山行を計画する。コースは日暮沢小屋を起点に、古寺山、小朝日岳、大朝日岳、西朝日岳、竜門山、熊糞山を縦走して再び日暮沢小屋に戻る行程である。三角形の一頂点を、起点・終点とする周遊コースである。このコースは、車利用の登山者に最適である。何人かの登山者と話したが、このコースは評価が高い。日暮沢小屋から登る宿泊者の何人かは、大朝日小屋に泊まり、竜門山から下るか、竜門小屋に泊まり大朝日岳から下る。特に、いつも混雑が予想される大朝日小屋の混み具合をみて、何人かの登山者は竜門小屋まで足を伸ばして泊まる。2つの小屋間は、2時間の距離である。
大朝日小屋、竜門小屋は混雑する。---
登山者との挨拶から得た情報によると、8/25(金)夜の宿泊者は、大朝日小屋に20名、竜門小屋に10名である。
しかし、8/26(土)の宿泊者は、推定で大朝日小屋で100人を超えたのではないかと思われる。数組の団体が小朝日岳と竜門山から大朝日岳を目指していたからである。何組かは、竜門小屋への移動を余儀なくされたのでないかと想像する。
リンドウが登山道脇に咲く。---
秋の朝日連峰において、リンドウが紅葉前に来る登山者を楽しませてくれる。今回、小朝日岳・大朝日岳間、大朝日岳・竜門山間でたくさんのリンドウを見る。そのほかの知っている花だけでも、トリカブト(紫)、マツムシソウ(紫)、チングルマ(白と黄)、ヒナウスユキソウ(淡い緑)が咲いている。
ガスが稜線を覆い、眺望をあきらめる。---
この日、早朝から遠望する朝日連峰の峰峰が雲に覆われる。天気予報は曇りである。縦走している間も、全くはれる様子もない。しまいには、雨になる。竜門山で正午ころ気温が16度である。しかし、稜線上は強い風が吹き、立ち止まると半袖シャツでは寒くて体がブルブル震えてくる。縦走者の多くは、レインウエアを着けている。無線の情報で、お昼ころの気温は、山形・新潟とも30度くらいである。泊まりの装備で来れれば、山頂の小屋で、心行くまで避暑を楽しむことができるだろう。この場合、夜間、気温が下がるので長袖のシャツが必要である。
柳川・見附間の山越えの道路が使える。---
新潟から日暮沢に入るには、2つのコースがある。一つは、今回、私が使っているように、R113からR287に入り北上し、大江町から見附にはいるコースである。もう一つは、R7を北上し、鶴岡からR112にはいり、月山湖から見附に行くコースである。私は、大江町柳川から山越えして見附に入るコースを多用する。鶴岡経由より20km短く、30分早く行けるからである。しかし、山越えの細い道なので、雨が降ると通行止めとなる心配が残る。今回、通行止めの看板はなく、すんなりと行ける。しかしながら、柳川付近でダンプが往来し、道路の幅が狭く、交互通行となる。道路が狭く対向車が来ると苦労するが、柳川温泉(@200)で汗を流してのんびりできるのがよい。