2000
菱ケ岳(974m)・五頭山(912m)
菱ケ岳山頂(974m)より五頭山への縦走路を望む。2000/3/19
Sunday.Mar.19.2000/晴れ
新津市(7:30) (8:00)菱ケ岳登山口駐車場 (10:00)菱ケ岳 (11:10)五頭山前一の峰 (12:30)駐車場 (13:00)新津市
残雪期の菱ケ岳・五頭山の縦走を楽しむ。・・・
朝から晴れる。2日続きの晴天である。
残雪期の菱ケ岳・五頭山の縦走を楽しむ。
駐車場に22台の車が止まっている。
菱ケ岳への先行者は、3人いた。
前日に大勢の縦走者があり、トレースができていた。
ワカンもアイゼンもつけずに縦走できた。
アイゼンは、菱ケ岳山頂手前でつけるために持参したものである。
今年の菱ケ岳の雪は多い。残雪期に夏道を2カ所ショートカットするコースがあるが、今回そのうちのひとつ、ふもとのコースに踏み跡がなかった。
気温があがり、トレースをはずすとかなり足が雪の中に沈み込むので、今回、忠実にトレースを追った。
青空が広がり、久しぶりに顔が日焼けした。特に、鼻の先が真っ赤になった。
昨年に比べ雪が多く、特に、雪庇が大きい。
菱ケ岳山頂にたつと、白い飯豊連峰がかすんで見えた。
大日岳から大石山まで見渡すことができた。
宝珠山へ向かうトレースがあった。
縦走路は巨大な雪庇に覆われ、雪原のようだ。
先頭を行くひとりの先行者を見ることができた。
五頭山の前一の峰や三の峰に人影が見える。
稜線上の風は、強く、レインウエアを着る。
10時半頃、磐越西線を走るSLの汽笛を聞いた。
縦走路の雪面は堅く、トレースをはずしても歩ける。
気持ちが弾む縦走であった。
飯豊連峰を見ながら歩けるのがよい。
菱ケ岳から五頭山へは、小さなアップダウンがあるが、全体として下りとなる。
五頭山前一の峰の直下まで下るが、ここから、一気に最後の登りとなる。
前一の峰で休憩する、三の峰山頂に2張りのテントがある。
風をさけ山頂直下の斜面で、休憩しているグループが多い。
気温が上がってきたせいか、みな、のんびりと日溜まりの中で食事をとっている。
三の峰からの下りでも多くの登山者に会う。
久しぶりに4時間余歩き続けて、足が痙攣する。
夕方から天気が崩れ、雨となる。
土・日、登山できた人は、幸運である。