2000
五頭山(912m)
Saturday November 4 2000/晴れ
新津市(5:15) (5:45)どんぐりの森駐車場 (6:45)三の峰 (7:30)駐車場
(8:00)新津市
紅葉が五頭山をおおう。---
街路樹が紅葉している。山の紅葉は確実にふもとまで降りてきていると想像する。もりだくさんの一日の行動計画の最初として、五頭山へ紅葉を見に行く。
天気予報は晴れを報じている。家を出るころ、外はまだ暗い。夜空に星が輝いている。東に位置する五頭山の背後が、時間がたつとともに少しずつ明るくなる。
時間がないため、まだ、夜が明けないうちに、どんぐりの森から三の峰をめざして登る。
紅葉はふもとで最盛期である。しかし、山頂付近で終わっている。山頂のナナカマドは葉が落ちて実だけが残っている。風がなく、山は静かである。残念なことに、山頂に着くと、一時的に霧が付近を覆う。笹の葉に露が降りている。三の峰の鐘を鳴らして下山する。登山道にたくさんの枯葉が落ちている。山頂付近の登山道は泥だらけである。しかし、山頂を離れるに従い登山道はたくさんの落ち葉に覆われている。
紅葉と青空が登山者を五頭山に誘う。---
秋が深まる。一日のうちでも天気が変わりやすい。多くの登山者が青空のもとで紅葉をめでることを期待したに違いない。早朝にも関わらず、どんぐりの森駐車場に5台、菱ヶ岳登山口駐車場に5台の車がとまっている。
紅葉に覆われた尾根の東側の斜面を、朝日が照らし始める。ふもとまで降りてくるころ、朝日が五の峰に続く尾根の上部を照らす。尾根の上部から、時間の経過とともに朝日があたる部分が少しずつ拡大してくる。朝日があたると紅葉が黄金色に輝く。下山途中に会った登山者から、登り返してもう一度紅葉を見たらどうかと誘われる。