2000
北股岳(2025m)
Saturday.July.15.2000/雨
新津市(2:00) R113 (3:50)飯豊山荘(4:30) 丸森尾根 (7:20)地神北峰 (8:30)門内岳 (9:20)北股岳(9:30) (10:10)門内岳 (10:50)地神北峰(11:00) (13:00)飯豊山荘 (13:20)梅花皮荘(13:50) (16:00)新津市
ヒメサユリとニッコウキスゲの競演を楽しむ。---
地神北峰から門内岳までの縦走路にヒメサユリとニッコウキスゲの群落が散在する。両花競演の贅沢を味わえる場所が数ヵ所ある。一般登山者が敬遠する梅雨の時期に、みごとな花々を見ることができる。
霧と雨で飯豊連峰の主峰を見ることができなかった。---
午前中、飯豊連峰は雲に覆われる。午後、激しい雨が全山に降り注ぐ。
地神北峰の雪渓は、かなり危険である。---
雪の表面が全体に堅い。靴底でキックするとステップができる部分と凍結してできない部分がある。ピッケルとアイゼンがあると最良である。
雪渓の後退部分にシラネアオイが咲く。---
雪渓が融けると草木が繁茂する。そんな場所にシラネアオイが群生する。
丸森尾根の1000m付近の水場は、水量が豊富である。---
雪渓が残っているので、しばらく水場として使えるだろう。
梅雨にもかかわらず、登山者が多い。---
下山者に尋ねると、7月14日夜、門内小屋の宿泊者は16名、梅花皮小屋は30名ほどとのことである。梅雨期なのに山小屋は盛況である。縦走路がいろいろな花々に覆われるこの時期の素晴らしさを知っている登山者がやってくるのであろう。
飯豊連峰の花園はどこか?---
名称が不明だが、門内岳から北股岳までの縦走路は、たくさんの花が咲いている。北股岳の北面にニッコウキスゲの大群落がある。尾瀬の大江湿原のように大量に咲いている。また、石楠花も散在して白い花を咲かせている。
飯豊連峰の駐車場に、50台の車が止まる。---
釣り人も入れて、かなりの人が飯豊連峰にやってきている。登山者の多くは、この時期の花をよく知るリピータ客ではないだろうか。
北股岳の日帰りは、きつい。--
北股岳までピストンするのは、初めてである。とても疲れた。早朝2時出発で睡眠不足となり、元気が出ない。8時間ほど歩きとおしたので、下山時、足が痙攣する。
しかし、日帰りは装備が軽く便利な面もある。
一年ぶりに丸森尾根を登る。---
飯豊連峰に来るのが11ヶ月ぶりである。丸森尾根は、一年でずいぶん変わった。雨が登山道をえぐり、表土を流失させ足場がないところが新たにいくつかできていた。
Photo:Mt.Jigami-Kitamine(1780m) from "Marumorione" 2000/7/15
Photo:The ridge "Kajikawaone" from "Marumorione" 2000/7/15
Photo:Mt.Tamogiyma(1708m) from "Marumorione" 2000/7/15
Photo:Lily "Himesayuri" near Mt.Monnaidake 2000/7/15
Photo:Lily "Nikkokisuge" near Mt.Monnaidake 2000/7/15
Photo:"Nikkokisuge" & "Himesayuri" in Mt.Monnaidake(1887m) 2000/7/15
Photo:The summit of Kitamatadake(2025m) 2000/7/15