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2000

飯豊連峰/大石山(1567m) 

Photo:Oishiyama(1567m) from "Himekonomine" 00/09/09
Photo:Tamogiyama(1708m) from Oishiyama 00/09/09
Photo:Mountain Ash at Oishiyama 00/09/09


Saturday.September.9.2000/雨
新津市(6:30) (8:00)胎内ヒュッテ(8:30) (9:00)足の松尾根登山口 (10:30)姫子の峰 (12:20)大石山(13:00) (14:00)姫子の峰 (14:30)足の松尾根登山口 (15:10)胎内ヒュッテ(15:20) (15:50)胎内パークホテル(16:20) (17:40)新津市

ナナカマドが色づく。しかし、本格的な紅葉は、これからとなる。---
ナナカマドは、葉より実が先に紅葉する。尾根の下のほうで黄色となり、上の方で赤みが強い。また、大石山から頼母木山への尾根や大石山から鉾立峰への尾根は、草紅葉が始まっている。しかし、紅葉の最盛期は、9月20日頃になるのではないか。

足の松尾根は、松の根でできた階段を上り下りする。---
全くうんざりするほど、根の階段がこれでもかこれでもかと続く。日帰りなのでひざが笑う。このコースを毎週登ると言う人はいないのではないか。飯豊連峰の深い谷を見ることができる。足がすくむほど深い谷である。岩でできたやせ尾根もある。昼でも暗い広葉樹林の中を通る。

水場が不便である。---
3年前に登ったとき、足の松尾根の中間点の登山道脇に水場があった。ホースから水が出ていた。今回、その水場が使えない。少し上へ登ったところに、水場80m下るという案内板がある。胎内ヒュッテで水を用意したほうがよい。

胎内ヒュッテから足の松尾根登山口まで、4つの橋を渡る。胎内ヒュッテに近い方から次のとおり。水上橋、大樽橋、浅野橋、頼母木大橋。そのほかに奥胎内大橋が、浅野橋の上方にある。この橋は、コース右側の頼母木川を渡り対岸に行くための橋である。なお、この橋は通行止めである。

登山者が少ない。---
栃尾市からきた3人の登山者と大石山で会ったきり、他の登山者に会わない。原因は、紅葉前の時期であること、台風の影響で雨の予報が出ていることである。 大石山から見えた山は、頼母木山、地神北峰、鉾立峰、エブリサシ岳である。しかし、ぼんやりと見える程度である。とても蒸し暑い日である。大石山まで水1.5リットルを飲み干す。汗で靴の中まで濡れる。大石山で気温が23度である。足の松尾根を登るといつも大汗をかく。風通しの悪い尾根なのかもしれない。

胎内パークホテルで汗を流す。---
ホテルのフロントで500円を支払う。部外者の入浴は14:00までと言われたが、入浴させてもらえた。テニスの合宿練習をする若者でにぎわっていた。ホテル内の写真パネルを見ると、このホテルは、四季を通じて胎内の自然を楽しむことができる施設である。

足の松尾根は、新潟県側から上る場合、飯豊連峰への最短路である。新潟県側から飯豊連峰に登る登山口は、4つある。
大石ダム。関川村。エブリサシ岳に直登できる大熊尾根、権内尾根。
胎内。黒川村。大石山に通じる足の松尾根、門内岳に通じる胎内尾根。
湯の平温泉。新発田市。北股岳に直登するおういんの尾根。
実川。鹿瀬町。大日岳に直登できるオンベ松尾根。