2001
五頭山(912m)
Saturday 25 August 2001/曇り
新津市(5:30) (6:00)どんぐりの森駐車場 (7:00)五頭山三の峰 (7:30)駐車場 (8:00)新津市
3週間も体を動かさないとストレスがたまる。
汗をかかない生活は、体によくないのではないか。じっとして読書したり、ごろごろしているのは、平日忙しく働くビジネスマンにとって、とても貴重で大切なことである。
登山は、体が疲れるスポーツである。また、平日に疲れを引きずることがある。
しかし、汗を流す運動があったほうが、体によいだけでなく気分も変わって精神的によいようだ。
雑事に追われて週末に山に行けなくて、ストレスがたまる。電話をしているとわかるが、気が短くなるように思う。
気分を変えるためにも、すべてをふりきって五頭山に3週間ぶりに行く。
アブのことも、雑事のことも一旦棚上げしてみることにした。
判で押したような日常の生活の中では、すっかり思考の順序や制約条件が固定化して見え、効率化や安全性を重視した考え方にいつも落ち着いてしまう傾向がある。斬新な発想などおぼつかない。
これらの一種の思考のくびきから一旦解放されることが必要である。それには、わずかな時間でも、結構体に負荷がかかる運動である登山はいいのかもしれない。とにかく苦しいので、日常の思考の範囲と異なるところに心があるからである。
山に登ると、体のなかにある悪いものが汗といっしょに流れ出るという気がするが、私だけだろうか。
汗を流す登山は、体によいだけでなく、精神安定剤でもあるようだ。
アブが少ない。
お盆のころの暑い日に、たくさんのアブが飛んでいたような記憶がある。
最盛期は過ぎたのであろうか。
今朝、アブを見たのは、登り始めて10分ほどした頃である。数匹のあぶが体の周りを旋回する。ギョッとして、近くにあったオオバクロモジの枝を折って、近寄るアブを払いのける。
しばらく、ブンブンと耳障りな羽音をたてて、目や耳のあたりを掠めて飛んでいたが、それ以降再び近寄ってこなかった。オオバクロモジの香気が幸いしたのであろうか。
しかし、これでアブの最盛期が過ぎたとは思えない。
多分、早朝であること、涼しいこと、昨夜雨が降ったことなどが、アブの姿を一時的に少なくしたのかもしれない。
もうしばらく、秋が深まるまでアブへの注意が必要であろう。
早朝の登山者がいる。
忙しくて早朝登るのであろうか。何人かは、自由な時間が得られず早朝に登山するのであろう。
今回会った先行者の主婦は、帰宅すれば家事がたくさんあるといっていた。
しかし、やはり夏の早朝はとても涼しく気持ちがよい。さらに体に負担をかけないで登れる。
早朝登山の理由は、ここにあるようだ。
だから、早朝、結構登山者にあう。
静かな山を楽しむ。
昨夜、雨が降る。早朝、五頭山は、雲に覆われていた。眺望がきかない日に、五頭山を登る人は少ないのであろうか。先行者は1名、下山時に3名の登山者にあう。たしかに登山者は少ない。
しかし、眺望がきかなくとも、静かな五頭山を楽しむことができる。
青空が広がれば、山はにぎやかになる。秋が深まれば、もっと多くの登山者がやってくる。たまには貸切で五頭山を楽しむのもよいであろう。