2002
菱ケ岳(974m)/五頭山(912m)
Saturday 09 March 2002/快晴
新津市(5:40) (6:20)菱ケ岳駐車場 (9:40)菱ケ岳(10:00) (11:50)五頭山前一の峰(12:00) (13:00)菱ケ岳駐車場 (13:40)新津市
新雪に難渋する。
3月8日金曜日、新津市の市街地に雪が降り、少しばかり積もった。
しかし、車がスリップするほどの積雪ではない。
車が通ると消えてしまう程度の雪であった。
ところが、菱ケ岳、五頭山には、20cmほどの新雪が積もっていた。
菱ケ岳登山口の駐車場に一番乗りした。
積雪はない。しかし、路面は凍結しタイヤがスリップした。
登り始めると、トレースが残っていた。だが、杉鼻の手前までであった。
新雪のため、靴が10cm程度沈み込む。
したがって、最初はつぼ足、途中でワカンをつけなければならなかった。
山頂直下で、12本爪アイゼンをつけた。
今回、とても難渋したのは、菱ケ岳から五頭山への縦走路である。
例年であれば、高度があるので気温が低いため雪面は堅く、靴のみで歩けたのである。
ところが、つぼ足では、すぐに息が切れてしまう。
途中でワカンを装着して、はじめて歩きが安定した。
新雪は、かなりの量があり、平均20cm、吹き溜まりでは50cmであった。
吹きさらしの斜面はアイスバーンとなっていた。
縦走路の雪庇は、かなりの高さに発達し、夏道とは異なるアップダウンを強いられた。
また、かなりの斜度があり、滑落を心配した。
結局、縦走に、夏道の約2倍の時間を要した。
本当に疲れた。疲労困ぱいした。痙攣こそしなかったが、小休止の回数が多かった。
また、斜面では、ジグザグで登るしかなかった。
縦走路では、途中、不安になるほど疲れてしまった。
ひき返すわけにも行かず、ただ、ゆっくりと滑落に注意し、先に進むしかなかった。
残雪期でも、新雪直後は、長時間の縦走は控えるべきであるという教訓を得た。
青空が広がった。
天気予報どおりに青空が広がった。早朝、気温が下がったが、雪面歩行が快適になるほどには低下しなった。
しかし、この青空に誘われて正午に菱ケ岳、五頭山の各峰をビノキュラでみると大勢の登山者が昼食を取っていた。三の峰に、テントが3張あった。
日中、気温があがり、雪が融けて、登山道はとても歩きにくくなった。
飯豊連峰、朝日連峰が見える。
青空のおかげで飯豊連峰を見ながら、菱ケ岳を登り、五頭山まで縦走できた。
2000mクラスの山なので、雪の白さがまったく違う。
五頭山から見ると二王子岳と飯豊連峰の間に朝日連峰が見える。
ビノキュラで見て確認できる程度であるが、雪の白さが異なるので、それとわかるのである。
大勢の登山者が登る。
菱ケ岳、五頭山の山頂や峰峰に多くの人影が見えた。また、下山して駐車場からあふれた車が
道路の路肩に止めてあった。
その車の列が、駐車場からかなり下まで続いていた。
最近の登山者は、登山靴よりカラフルな長靴をはいている。
歩くことはとても大切である。
通勤手段が車に変わって一年経過した。通勤時、徒歩ゼロの生活を一年間してきたことになる。
やはり体力が落ちた。今回の縦走は、新雪のせいもあり難渋したが、過去の体験からして十分、縦走可能なコースなのである。
しかし、小休止を頻繁に取らないと動けない状態であった。
登山をやめてしまったら。老化が足だけにとどまらず、体全体に影響し、結果として生活範囲が縮小してしまう気がする。
毎週末に、登山できたら最高なのであるが。