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2003

五頭山(912m) 

Friday 3 Jan 2003/曇り
新津市(7:30)  (8:10)菱ケ岳登山口駐車場 (10:10)三の峰 (12:00)駐車場 (13:00)新津市

青空が広がるが、風が強い  
風が強い。五頭山の背後に白い飯豊連峰が見える。五頭山の山頂から飯豊連峰を 眺めたら、さぞすばらしいだろうと思い、冬山登山の支度をして車を走らせる。 途中のコンビニでおにぎりと茶を買う。 朝から風が強く、少しも気温が上がらない。 路面に残る雪は、がりがりに凍っている。轍を外れると、車がどこに飛び出すか わからない。 慎重に運転する。 風をさえぎるものがないと、道路は吹きさらしとなり雪の吹き溜まりができる。 車は菱ケ岳駐車場まで入れた。 村杉温泉から道路の雪は多くなり、1車線となる。 雪質がさらさらで、先行車の轍を外れると元に戻るのが大変になる。 駐車場につくと、すでに4台の車が駐車していた。 風が強く、トランクを開けて靴を履き替えていると容赦なく雪がトランクに入り込む。 今回ワカンを持って登る。 登山靴でも軽い雪は、滑って実に歩きにくい。 また、とても疲れる。 昨日大勢の登山者が登ったようだ。 しっかりとしたトレースが続いていた。 最終的に山頂までワカンをつけることはなかった。 雪質は捉えどころがなく軽く、急なのぼりでは何度も足を滑らせた。 歩きにくく、のぼりにくく、疲れる雪質である。 風が強く、樹木が大きく揺れてざわついている。 登山道はおおむね雪がすくないが、風の通り道は、吹き溜まりとなり膝上まで足が沈み込む。

白い飯豊連峰が見える  
三の峰の山頂に立つと、飯豊連峰が見える。風が強く長居はできない。 写真をとるとすぐに下山する。 先行者の姿が見えなかった。 風が強くわずか10分前の踏み跡がところどころ、すでに消えかかっている。 風を避け山頂を少し下ったところでおにぎりを食べる。体の冷えこみが早く 1個たべると再度下山する。 片栗粉のようにさらさらとした雪はすべりやすく、慎重にならざるを得ない。 下山途中、17人の登山者に会う。 皆、眺望を期待してやってきたようだが、一様に風の状態を聞かれた。

今年最初の山は五頭山となる 
ラッセル覚悟で五頭山にやってきた。 しかし、前日の登山者のトレースでラッセルは不要となった。 それでも軽い雪質でとても疲れる登山となった。 予報では、来週寒波がやってくる。 山は一挙に積雪が増えるだろう。 次回の登山は厳しいラッセルを強いられるであろう。