2003
五頭山(912m)
Saturday 05 July 2003/雨
新津市(5:00) (5:40)どんぐりの森駐車場 (6:40)三の峰 (7:30)駐車場
(8:10)新津市
雨の五頭山に行く
休日は、雑事の処理日になる。一仕事前に、五頭山に行って来る。
天気は、回復傾向だが、早朝、山は雲に覆われていた。
登山口で雨具上下を着けて上り始める。
もちろん、雨の早朝、駐車場には、誰もいない。
濃い霧の中では、まったく眺望は望めない。
この高さ、この季節では、花もまったくない。
眺望も花もない山に来る人は、奇特な人だと思っていたら、三の峰山頂の小屋に出湯コースからきた先客が
いて驚いた。すでに朝食の準備をしていた。
濃い霧で、山の怖さを思い出す。
小学生のころ、弥彦山を登ったことがある。
麓では、霧がないのに、山頂では3m先も見えない。迷子にならないか、それが怖くて
山は怖いものというイメージが刷り込まれた。
山に行くようになってからも、霧がでると緊張する。
5月の連休に飯豊山でホワイトアウトに遭遇している。
広い雪原にでると、わずかに残るトレースと赤い布や旗だけしか頼りになるものはない。
以降、一層天気予報に気を配るようになった。
雨の中を歩くと、いろいろな記憶がよみがえる。
梅雨の明ける前後に、尾瀬の大江湿原でニッコウキスゲの黄色の絨毯を見ることができる。
北股岳の北面(門内岳側)も、同じ時期にニッコウキスゲの群落が見れる。
エブリサシ岳もそうだ。
しかし、梅雨の最盛期より、終了期に近い時期の登山が多いので、本当のことはわからない。
なぜ、花もない山にきて雨の中を歩くのかというと、運動不足だからだ。
車通勤に変わって、2年が過ぎたが、年齢以上に急激な体力の低下を認める。
それだけに、今まで以上に休日の登山やウオーキングがないと、これまでの体力さえ維持不可能
という証左である。
写真/ PHOTO 2003