2004
五頭山(912m)
Sunday 12 December 2004/晴れ
新津市(9:30) (10:10)どんぐりの森駐車場 (11:10)三の峰 (11:20)前一の峰 (11:40)三の峰 (12:20)どんぐりの森 (13:00)新津市
青空を背景に飯豊連峰が映える
めずらしく休日に晴れる。新潟中越地震後、2カ月ぶりに山に登る。期待通り三の峰に上ると飯豊連峰が白く輝いている。
美しい飯豊連峰を見るために前一の峰まで足を延ばす。
そこには、すでに多くの登山者が訪れ、コンロで昼食を作ったり、食べたりしている人がいる。
白く輝く飯豊連峰が、気分を最高にしてくれる。
少し風が吹いているが、みな厚着をしているので平気だ。北の日本海側に鳥海山が見える。また、二王子岳の西側に朝日連峰が
見える。いずれも青空を背景に真白く神々しい。
五頭山登山口に60台の車が止まる
遅い出発となったので、どんぐりの森の駐車場には入れなかった。戻って駐車スペースを探すがかなり下までもどることになる。
五頭山にたくさんの登山者がきたが、菱ヶ岳登山口にも40台程度の車があった。
これほどに五頭山や菱ヶ岳に登る登山者が増えたのである。
実年か熟年か、この世代の登山者は装備もしっかりしている。コンロありチタン製のコッフェルあり、また冷たい風を避け
テントを持参したグループも複数あった。
食事も体が温まる鍋焼きうどんを持参した人たちもあった。
透き通った青空の下、白い飯豊連峰をみながら休日を充実して過ごせる人たちは、帰宅しても元気を持続できそうなきがする。
雪は山頂付近で2cm
山頂付近で、はじめて登山道に雪を見るようになる。気温が低くなり滑りやすい。のぼりよりも下りですべる。
谷筋には白く雪がのこっているが、日が当たるところは、雪がとけている。
日が当たるところでは、気持ちがいい。陽だまりハイキングという言葉が自然に出てきてしまう。
多分、雪が降る前の最後の、青空になるのではないか。
今度、平地に雪が降れば、山ではそれが根雪になるだろう。
本格的な冬山になるのは、そんなに先のことではない。そんな気持ちが多くの人を、今朝、山に向かわせたに違いない。