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2005

祝瓶山(1417m) 

Friday 2 Sep 2005/曇り
新津(7:00) (9:40)大石橋駐車場 (12:00)祝瓶山(12:20) (14:00)駐車場 (14:20)リフレ(温泉)(14:40) (18:00)新津

 1ヵ月ぶりに登る 
1ヵ月ほど山行どころではない週末を過ごしていた。図書館かよいがつづいた。 家にまともなエアコンがないからだ。また、アブが嫌いで山行を避けていたという事情もある。 今回アブの来襲はなかった。正確には、アブはいたが、襲ってこなかった。 メジロアブはいなかった。大きなアブはいたが、襲ってこなかった。 1ヵ月のブランクは大きく、とてもつらいのぼりとなった。 理由は明らかで、(1)体重が増えて、登りづらい。(2)筋肉が減り、馬力がなくなった。 30分ほどで、もとの調子がでないかと期待したが無理であった。さらに一時間ほどしても 元気が戻らない。やっと一時間半ほどして、ゆっくりのぼれば、休憩なしでも登れるようになった。 1ヵ月ぶりの山行はこんな経過を経る。 今回、幸運にも休みがとれた。丸一日、山行にあてたいと考えた。 ただ、天気予報は、金、土、日曜日とも、雨なしですまないような予報であった。 しかし、比較的、晴れ間が多いと思われた金曜日に、飯豊か朝日連峰に行きたいものだと考えた。 最終的には、時間の関係で祝瓶山に登ることにした。 しかし、丸一日、山行に当てられたことは、私にとっては、とても贅沢に思えた。

 リンドウに会える 
8月が終わり、最盛期が過ぎたかなと思った。しかし、山頂に近くなるにしたがって登山道沿いにリンドウを見ることができ感動した。 リンドウはヒメサユリやニッコウキスゲのように背が高くなく、色も暖色ではない。 しかし、紫色の背の低いリンドウは、十分見るものを感動させる。 残念ながら花は開いていなかった。

 平日なので静かな山行となる 
ひとりではなかった。神奈川在住のかたと2人であった。 今日の天気予報は、雷雨となっていたことから、少しでも空が黒くなったり、遠くに雷鳴がきこえたら引き返そうと考えて登った。 したがって、天気予報に敏感な登山者は、当然、平日でもあるこの日にあえて登ろうとはしないと思われた。 実際、予想通りで天気を気にしながらも、遠くから朝日連峰を目指してこられた、一人をのぞけば誰にも会わない山行となった。 気温が高く登りづらい尾根だが、リンドウも見ることができ、雨が降らなかったので、楽しい山行となった。

 雷雨の予報がはずれる 
幸いというしかない。運動不足で体調までおかしくなって、どうしても登りたい私にとって、今回の山行は、不安定要因を抱えたものになった。 天気予報は、昼前に雷雨となるといっていた。 しかし、幸運にも下山するまで、雨をみることはなかった。 たしかに、雨が降りそうな雲が何度か祝瓶山や大朝日岳の山頂を覆った。 しかし、雷の音はなかった。日本海の寒冷前線が通過することから、雷雨を心配したが、予報は幸運にも外れてくれた。