2005
大朝日岳(1870m)
Saturday 10 Sep 2005/曇り
新津(3:30) (7:10)日暮沢小屋(7:20) (10:20)竜門山(10:30) (12:30)大朝日岳(13:00)
(16:00)日暮沢小屋 (16:40)柳川温泉(17:20) (21:00)新津
2年ぶりに日暮沢から登る
久しぶりに朝日連峰の北側から登る。2年ぶりになつかしい道路を走る。ずいぶん道路がよくなった。
県道27号線の柳川・根子間の道路の巾が広くなった。
大雨が降った後によく通行止めになったが、雨に強い道路に変わった。
大江町・西川間を通勤するひとは特に大きな恩恵にあずかったと思う。
国道287号線も拡幅工事が進行中である。また、根子・日暮沢間の一部が舗装されていた。
私が到着したとき、日暮沢小屋前の駐車場は満杯であった。だが、川に沿って奥に行く道路沿いに10台程度の車が止まったいた。
その最後尾の路肩に駐車した。
全部で17台の車を数えた。
日暮沢から竜門山まで順調に登ることができた。
先行した登山者はほとんどがグループで、年齢も高い。
ときおり雨がぱらつくが、雨具を着けるほどではない。
登った時点では雷鳴はなかった。
竜門山から大朝日岳までは、縦走が楽しめた。雲がときどき大朝日岳や西朝日岳を覆う。
しかし、おおむね眺望が確保された。特に西朝日岳から大朝日岳を眺めることができた。
大朝日岳は北側または西側から見た場合、きれいな三角形をしていて他を圧倒する雰囲気がある。
下山の最後で激しい雷雨となる。4時前であったが、あたりは暗くなり、雷とともに大粒の雨が降った。
しかし、十数分で小降りとなり、やがて過ぎ去った。
帰りも同じコースをたどり柳川温泉(@300)でゆっくりとして帰路に着いた。
柳川温泉で地元の農産物が手ごろな値段で販売されていた。
リンドウが最盛期
日暮沢から竜門山までリンドウが見られる。区間は熊糞山(ユーフン山)から竜門山までである。
毎年、同じ場所で見ることができていた。
たくさんのリンドウを見たいなら、古寺山から大朝日岳を歩いたほうがいい。
実に多くのリンドウが咲いていた。竜門山から大朝日岳までの稜線もりんどうが多い。
また、同じ青色をしたトリカブトも散在している。
古寺口からの登山者が多い
登山者が多いためか、登山道がよく整備されている。このコースはこの時期、たくさんのリンドウを見ることができる。
銀玉水から上の登山道が整備されている。モザイク上の石が置かれた。
公園の階段を思わせる。
とてもコストがかかる工事と思わる。土砂の流出による登山道の崩壊を防止する工事のようである。
これだけ整備されているということは、このコースが多くの人に使われているともいえる。
紅葉がはじまる
稜線上や西朝日岳・中岳の斜面は草紅葉している。狐色の斜面になっている。
また、一足早く秋の気配を感じさせるナナカマドの赤い実が赤く色づいている。
本格的に樹木が紅葉するのは、もう少し時間が必要である。
8時間ほど歩く
今年、最長の山行である。
関節痛や筋肉痛を覚えるようになった。
もちろん加齢によるものだ。
縦走では、これほど一日で歩かない。小屋どまりは、余裕のある山行でなつかしい。
現在は日帰り山行中心なので8時間ほどの歩行は当たり前になってきている。
下山時、ひざががくがくして、たびたび滑りそうになる。
帰宅してからもまともに歩けないときもある。
残念ながら数年でこのような強行軍の山行は不可となるであろう。
以前のように小屋どまりで花や紅葉をめでながらの縦走に変更を余儀なくされるであろう。