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2005

五頭山(912m) 

Sunday 06 March 2005/晴れ
新津市(6:00) (6:45)菱ケ岳登山口駐車場 (7:00)登山口 (8:20)三の峰 (8:50)前一の峰(9:00) (9:10)三の峰  (10:20)駐車場 (11:00)新津市

 青空が広がる  
天気予報は晴れると告げる。昨夜、星空となる。早朝、予報どおりに青空が広がる。 昨晩、装備の点検をする。衣類、デジカメ、水を用意してから就寝する。 朝、登山靴、ワカン、ピッケルなどを車に積み込み出発する。 車外温度は-4度であった。路面に残っていた水は凍結している。 村杉温泉から菱ヶ岳登山口駐車場まで道路は、除雪されている。しかし、一車線のみで数箇所、車が交互に通れるように 待避路がある。菱ヶ岳登山口の駐車場に3台の先行者の車があった。しかし、トレースをみると、登山者の車ではなかった。 幸運なことに、トレースが駐車場から三の峰山頂までついていた。 したがって、ワカンを用意したが山頂まで使用しなかった。 しかし、トレースは三の峰山頂で終っていた。前一の峰まで一人でラッセルした。 ワカンをつけて二の峰、一の峰、前一の峰とのぼりおりすることになった。 飯豊連峰を期待通りに見ることができた。 東側に大日岳、中央に北股岳、西側に二王子岳を見ることができた。 青空を背景に白く輝く飯豊連峰は美しい。 3月初旬の山は真冬である。山頂付近は新雪が降った。 山の雪は平野部で想像できない降り方をする。

 今年の積雪は多い  
今冬の積雪は、多い。菱ヶ岳駐車場で1.5m、どんぐりの森の登山口で2m、三の峰山頂で5mである。 したがって、三の峰山頂にある避難小屋は雪の下で場所さえ特定できない。 また、小屋にとりつけられていたポールは確認できない。 今年の雪は多いと聞いたが、五頭山の雪を見た限り間違いない。 三の峰から前一の峰までワカンをつけて登ったが、斜面や鞍部で雪はひざ上まできた。

 多くの登山者が来る  
車は60台ほど駐車場や路肩に止まっていた。冬山の登山者を見ると単独行よりグループが多い。 ほとんどの登山者は、この青空に誘われてやってきたと挨拶がわりの会話で説明していた。 登山者の多くがマットをザックにくくり付けていた。雪の上に敷いて昼食をとるのに使うのであろうか。 山頂の小屋に入れるかとの質問が、下山時に多くの人からあった。 登山口で積雪が1mあれば、三の峰山頂で3m以上の積雪だと考えたほうがいい。 したがって、2m程度の小屋はその姿を見ることはない。 また、たとえ小屋に入れても数人しか入れない。 だから、風や雪を避けて山頂で食事をするには、テントが必要になる。