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2005

飯豊連峰/頼母木山(1730m) 

Saturday 30 April 2005/晴れ
新津(4:20) (6:10)梅花皮荘駐車場(6:20) (8:00)西俣ノ峰 (10:30)頼母木山(10:40)  (12:00)西俣ノ峰(12:10) (13:30)駐車場(14:00)  (17:00)新津

 青空のもと春の飯豊連峰を楽しむ 
朝から雲ひとつない青空が広がった。前日の雷雨がうそのようだ。一夜明けたらすばらしい青空となった。 早朝、快晴となると気温が低下する。しかし、車外温度計は、4度をさしていた。心配した雪の表面は思ったより固く歩くのに支障はない。 梅花皮荘手前の広い駐車場に車を止めた。ゴールデンウイークを飯豊連峰の山小屋で過ごす人は多いようである。登山者のものと思われる車がたくさんとまっていた。 梅花皮荘の前にある公園の桜が満開である。しかし、桜の下は、1m以上の雪で埋もれている。

奥川入荘の手前の小川の水勢が早い。雪解けの時期である。奥川入荘から先の水田はまだ雪に覆われている。 杉林をふたつ通過すると、登山口にでる。右手になる。沢を挟んで2つの尾根があるが、登山道は右側にある。 誰かがつけた赤布が目印になっている。最初の1時間は、この急な尾根を登る。 途中、両手を使って登る急な岩の壁がある。松林が現れると主尾根との合流点が近くなる。 そこから十文字池まで緩登が続く。十文字池の手前から尾根は雪に覆われる。十文字池は展望がいい。西俣ノ峰(1023m)が見える。 ここから飯豊山や飯豊山荘への道路を見ることができる。ここから頼母木山まで雪庇上を歩く。 ここでアイゼンをつけて登る。西俣ノ峰手前に急なのぼりがある。ここは、アイゼンをつけないと怖い場所である。 狭くて急な尾根道になっているからである。

西俣ノ峰にあがると眺望が一段と開ける。ダイクラ尾根から飯豊山へのコースはのこぎり型の尾根を上下することになるのがよくわかる。 本日の目標の頼母木山がはるかかなたに見える。朝日連峰も見える。東側から大朝日岳、中岳、西朝日岳と特徴のある姿をしている。 ここからは、先行者1名しか確認できない。しかし、トレースは数名分あった。 尾根の東側にできた雪庇上をアップダウンを繰り返しながらのぼりつづける。 西俣ノ峰と頼母木山の中間点が枯松峰でひときわ高い位置をしめている。 しかし、いったん急降下して鞍部から三匹穴まで急なのぼりとなる。 この急降下の途中、雪庇が早くから落ちるため雪庇の西側にある尾根に移る。かすかにできた登山道を藪こぎする。 鞍部でもう一度雪庇に戻る。ここからひたすら山頂まで高度を稼ぐのぼりとなる。 10m登るごとに一息いれないと登れない。不思議なことだが、一息入れると、また登る意欲と体力が戻ってくる。 日帰りの装備なのにとても疲れる。水1リットル、カメラ、ビノキュラ、レインウエア程度しかないのであるが、足が止まってしまう。 自重(体重)が増えたせいであろうか。

おなかがすくと気力が衰える。三匹穴でパンを食べて空腹をまぎらす。 三匹穴から頼母木山の山頂まで、広いゲレンデを思わせる長い斜面を登る。 山頂へは途中の笹と松の藪を横断しなければならない。 足を高く上げないと大きな枝を超えられない。しかし、長いのぼりで足の筋肉が張っていて限界に近い。 思うように足が上げられずふらふらする。そんなときアイゼンの爪でスパッツを破り、転びかける。 しばらく藪ごぎをして、最後の雪面を登ると、山頂到着となる。

山頂からの眺望はすばらしい。青空をバックに、白い山々が輝いている。南側に飯豊山、手前の地神北峰、地神山がそびえている。 西側の二王子岳が正面に立ちはだかっている。前面にさえぎるものがない。二王子岳の背後にうっすらと五頭連峰が見える。菱ヶ岳の特徴ある姿が目印となる。北側に見えるエブリサシ岳の姿がとても美しい。鉾立峰とセットで特徴ある形をしている。白いエブリサシ岳は神々しい。今日の天気がいいせいか、朝日連峰がよく見える。連休中に登れたらいいなとおもってしまう。 今年の大雪では、朝日連峰のどの登山口も道路の除雪が進んでいないのではないかと推測する。インターネットで確認できるであろうか。

 積雪が多い 
具体例をいくつかあげれば、第1に、十文字池手前まで例年なら、この時期、登山道に雪を見ることはない。 ところが、今年は最初の登山口近くの尾根から残雪がある。 第2に、雪庇の発達が大きいことだ。雪庇が広い。また厚みがある。1箇所を除けば西俣ノ峰から山頂まで雪庇上を歩けたのは初めてである。例年、数箇所尾根上の藪こぎを強いられていた。第3に、頼母木山山頂手前の藪こぎが容易であったことである。雪が残っていて深い藪になっていないからである。また、雪が多いので狭い範囲の藪こぎですんだ。 第4に、頼母木山から頼母木小屋までの登山道の右側に大きな雪庇ができるのであるが、今回みたものは広くて大きい。 その年の積雪により、狭かったり尾根より低くなっていたりするが、今年は高くて巾がある。 この西俣ノ峰から頼母木山へのコースは残雪期限定である。だから、雪の量で藪こぎの区間や所要時間が変わる。 5月の連休に登るのであれば雪が多いほうが登りやすいと思う。 Photo