2005
飯豊山(2105m)
Saturday 17 Sep 2005/晴れ
新津 (4:50) (6:30)川入/御沢(6:40) (8:30)地蔵清水 (9:10)三国岳 (10:30)切合小屋 (12:00)飯豊山 (12:10) (13:30)切合小屋 (14:30)三国岳 (16:40)川入/御沢(16:50) (17:00)飯豊の湯(17:30) (19:00)新津
紅葉が進む
樹木の葉も色づいてきた。ななかまどの実が赤みを増した。葉も色づいている。
リンドウも最盛期を終ろうとしている。急激な朝晩の冷え込みが紅葉に拍車をかけている。
飯豊山の山頂付近は、草紅葉が進んでいる。
リンドウが咲く
登山道の両側でリンドウが見られる。たくさんあるのは、三国岳から種蒔山までの区間である。
紅葉が最盛期ではないので、多くの登山者の目的は、このリンドウを鑑賞しに来たものと思う。
実際、御沢のキャンプ場には、50台ほどの車がとまっていた。
若い人たちが来ている
山で会う人は、ほとんど年配者だと書き続けてきた。今回は、訂正が必要なようだ。
たくさんの若い人たちにあった。若いといっても、私に比べてのことであるが、40代以下の人たちである。
ただし、男女では年齢に特徴がある。男性では、20代から40代まで、どの年齢構成も満遍なくいる。
しかし、女性では、20代と40代に分かれている。中抜きで30代がいないようだ。
この年代の女性は、今、人生でとっても忙しい時期を過ごしているのであろうか。
考えられるのは、子育てで手が離せないのかもしれない。子供が中学生以上になると、やっと自分の時間をもてるのかもしれない。
そういう意味では、男は気楽なもんだ。
10時間歩く
昨年より一時間長くなってしまった。しかし、今回、歩き方に工夫をして試みた。
昨年、実に急いで登った。だから、とても苦しい思いをした。登りでは、力を入れて登った。平坦なところでは、早足で歩いた。
そのため、息が上がってしまった。何度も小休止をして、呼吸を整えなければならなかった。
今回は、まったく自然体で登ってみた。急登では、ゆっくりと登り、平坦なところでも急ぎはしなかった。
したがって、水を飲むとき、食事の時、写真を撮るときをのぞいて、休憩を取らなかった。また、とる必要もなかった。
60代でも十分、日帰り山行が、このコースでも可能なのかもしれない。
今回、65歳の日帰り山行の方にお会いした。登りかたに工夫が凝らされているのかもしれない。
小屋の混雑に偏りがある
今日は、3連休の初日にあたる。また、御西小屋が改築中である。この状況で、途中であった登山者の数と時刻から小屋の宿泊者数の混雑を予想すると、切合小屋は大混雑、本山小屋は中混雑、三国小屋は小混雑と推測する。
読みの深い登山者は、連休初日に本山小屋まで一気に上る人は少ないと判断していた。
意図的か偶然かもっとも手前の三国小屋泊まりの登山者は良い選択をしたかもしれない。
多分、もっとも快適な宿泊ができたかもしれない。しかし、3連休の2日目となると、登山者同士の情報交換が進み、混雑度合いがある程度平準化されるかもしれない。
御西小屋は完成すれば、本山小屋よりもゆったりとしたスペースが確保できるだろう。
小白布沢が次の目標
登山者から情報を得た。どうやら道路が良くなったようだ。知っている登山者が多いようで。登山口は車が止まれないほどとのこと。
数年前に一回上ったが、一時間ほど短縮できそうだ。直登で横峰までいける。御沢からの塹壕となった長坂尾根を登るよりも、登りやすいかもしれない。
川入までの道路は、年々よくなる
途中、すれ違いも難しい場所がある道路である。少しずつではあるが、本格的な2車線道路が延長されている。
御沢のキャンプ場も炊事場、トイレとも改築された。ますます利用者が増えるにコースとなるに違いない。