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2005

鳴沢峰 (880m) 

Saturday 28 May 2005/晴れ
新津(5:20) (5:50)菅名岳駐車場 (6:10)登山口 (7:10)鳴沢峰(7:20) (8:00)登山口 (8:20)駐車場 (8:50)新津

 霧がおおう静かな山を登る 
目覚めると窓の外はもうすでに明るい。窓から山を見ると雲に覆われて稜線が見えない。 眺望はえられないが、体力維持のために登る。すこし河岸を変えてみる。鳴沢峰に行く。 菅名岳の北隣の三角錐の山である。地元で越後富士と呼ぶ人もいる。 似た年齢の友人が集まると最初の話題は健康のことになる。そういう世代になってしまった。 皆、すくなからず、体調にトラブルをかかえて仕事をして、毎日を送っている。 体を動かすことの必要性について、皆の意見が一致する。スポーツの種類は、多様である。 ジョギング、水泳、ウオーキング、登山である。 ストレス解消としても、スポーツの効用を認めているのも共通である。 反対に、やめたいができないでいるのが、アルコール摂取と食事の制限であるようだ。 これらの回数が増えると比例して量も増える。自明だが、そう簡単にコントロールできていない。 そんな話を聞くたびに、トレーニングとしての登山に力が入ってしまう。 そう毎週、山に行かなくてもいいとの気持ちがある一方で、汗を流した後の、爽快感を無視できない。 鳴沢峰は菅名岳ほど人が来ない。アップダウンがなく、もっとも無駄がない山である。 五葉尾根が登山コースである。五葉松があり、尾根の名前の由来と思われる。 霧が山々をおおっていた。下山後もまだ完全にとれていなかった。しかし、青空が時間とともに広がり、後発の登山者は、 山頂で眺望を楽しむことができたと思う。 下山時、駐車場には数台の車が止まっていた。

 山頂の雪は消えたばかり 
昨年の秋の落ち葉が地面に張り付いたままである。 また、低木の新芽がやっと緑の葉をのぞかせている。 イワウチワ(薄い桃色)、コブシ(白)、ヤシオ(紫)、椿(赤)が新緑の中に点在している。 五葉尾根の南面に植林された杉が、10年ほどの間に、もう森の姿に変わっている。