2005
大蔵山(864m)/菅名岳(909m)
Saturday 02 April 2005/晴れ
新津(5:40) (6:10)大蔵山登山口駐車場 (7:40)大蔵山 (8:10)菅名岳 (9:30)駐車場 (10:00)新津
山の雪が多い
昨年より10日遅れで大蔵山に来た。思ったとおり雪が多い。大蔵山の山頂の雪庇が大きい。
また、菅名岳から縦走路の尾根筋も雪庇が発達している。
菅名岳の山頂でも3m程度の雪が残っている。昨夜から気温が低下し、尾根上の雪は、つぼ足でも登れる。
私はアイゼンを持参したので、大蔵山の登りの途中で装着した。
雪庇は、片側だけ斜面になっているので、アイゼンは、雪庇上を通過するのに便利である。
アイゼンがもっとも活躍したのは、菅名岳の山頂からのくだりである。
雪の表面が凍結しているうえに、斜度が険しい。
アイゼンなしで、早朝、上り下りするのは、難しい。
アイゼンをつけたまま、巾沢への分岐点まで下る。
今回、大蔵山の登りは、今までと異なり、林道終点から登ることにした。
このコースは、時間短縮が可能だが、代償が大きい。
急登が続く尾根道である。尾根の取り付きまでの林道には、まだ雪が残っている。
幸い、気温が低かったので固い雪の上を歩くことだできた。
しかし、気温が上昇してから歩くと、かなり歩きづらい場所になるだろう。
また、菅名岳の下山で通った林道も、かなりの雪が残っていた。
晴れたが風が強い
朝から青空が広がった。しかし、大蔵山の山頂に近づくにしたがって風が谷から強く吹き上げてきた。
とても寒く、セーターを着込むことになった。
また、大蔵山から菅名岳までの縦走路も、強い風が吹いていた。
そのせいか、飯豊連峰は、見えるがかすんでいた。
一方、南側の粟ヶ岳や白山が近くに見えた。
縦走路の雪の上には、前日の多くの登山者のトレースが残っていた。
菅名岳の登山者が少ない
下山時、1名の登山者にあっただけである。菅名岳の登山口の駐車場までは、除雪されていないそうだ。
かなり下の民家に近いところにある駐車場に車をおいたと、挨拶代わりに聞いた。
トレースがあるので、登山者がいることはわかるが、その数が少ないようである。
しかし、菅名岳を登る場合、早朝ならアイゼンなしでは、登れないのではないか。
気温が上がってから登るのであれば、話は別である。
キックステップが可能になるからである。
写真