2006
五頭山(912m)
Sunday 01 Jan 2006/晴れ
新津(9:30) (10:00)村杉温泉 (10:30)どんぐりの森 (11:50)三の峰 (12:10)前一の峰 (12:30)三の峰 (13:10)どんぐりの森 (13:40)村杉温泉 (14:10)新津
元旦登山をする
幸運にもほぼ一日中青空が広がる。初詣をしたあと、簡単な朝食をとって五頭山に向かう。
途中の道路は凍結している。つるつるしていて、実に危ない。
しかし、広い道路では、すでに車のタイヤのわだちの部分の地面が出ている。
わだちをはずさないかぎり、スムーズに走行可能である。
この冷え込みにより、私のFF車は、菱ヶ岳登山口駐車場まで登ることができないと思われた。
そのため、手前の村杉温泉の空き地に車を止めて、徒歩で車道を登る。
前回同様、車では数分程度の行程であるが、徒歩では30分かかる。
凍結路面を登るには、FFでは難しい。一旦止まるとスリップして登れない。
4WDはさすがに問題なく登れる。
参考までに、今回道路は除雪されていた。もし、凍結してなければ雪で車の腹をこすることもないだろうから駐車場まで登れたであろう。
40台余の車が来た
駐車場に到着しておどろいたことは、車が多いことである。
元旦の早朝から、多くの登山者が五頭山を目指したことになる。
年配者が多い。さらに菱ヶ岳まで縦走した人がいた。確かに、青空が広がって天気が持つと確信したのであろうが、まだ新雪の時期であり雪がしまる2・3月ではない。
ワカンを装着しても足の沈み込みは深く、かなりハードなラッセルとなったと思う。
菱ヶ岳縦走者をのぞいて考えても、前の2回とも八合目でリタイヤを経験しているので、今回、三の峰、前一の峰まで登りきった人たちが大勢いたことになる。
通常、年配者はラッセルにあまり協力的とは思えない。
背後に着いてきても、交代する気配がない。
ここ1・2年で年配者のスキルがアップしてラッセルもいとわないということになったのであろうか。
飯豊連峰が見える
久しぶりの飯豊連峰の眺望である。若干、雪が覆っている部分があり、完全な姿ではない。
だが、青空をバックにした飯豊連峰は荘厳である。険しい飯豊連峰を見ていると夏の暑い時期の山行がまぼろしのように思えてくる。
10月から6月まで登山道に雪が残るので、9カ月間も雪に覆われていることになる。
夏の記憶だけで飯豊連峰を語ったら、一面的であると言われそうである。
三の峰の積雪は3.5m
気象庁が暖冬予報を撤回したとか聞いた。
確かに、正月休みに、この積雪では、暖冬といえないだろう。
このまま雪が降ると、屋根の雪下ろしを久しぶりにしなければならないと心配している。
年々、屋根に上って雪下ろしをすることについて、億劫に感じるようになってきている。
村杉温泉は、新津よりも積雪が多い。
実際、この青空と休みを利用して屋根の雪下ろしをしていた人がいた。