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2006

五頭山(912m) 

Saturday 29 Apr 2006/晴れ
新津(5:10) (5:40)どんぐりの森駐車場 (6:50)三の峰 (7:50)駐車場 (8:30)新津

 融雪が速い 
三の峰山頂の積雪は、1.5m程度ある。 避難小屋は除雪により、入出が可能となっている。 しかし、昨年よりも積雪が多く、山頂付近は1mほどの雪に覆われている。 したがって、この時期の五頭山は八合目までは雪がない山を楽しむことができ、同時に八合目以上で冬の山を味わうことができる。 当然、靴やスパッツは冬の山の装備が必要である。

 新緑が広がる 
麓から徐々に新緑が山を登る。また、淡い緑の帯が拡大している。 眼にまぶしい、明るい色である。春は生命力、躍動を感じさせる。 うぐいすだけが春を待ち望んでいたわけではない。 山に来ると元気がでるというのが、春の山を訪れる登山者の共通の感想ではないだろうか。 わずかな時間であるが樹木が種類ごとに美しい花を順番に咲かせる。 今朝の登山者は青空に誘われて多く、どんぐりの森駐車場には7台、菱ヶ岳駐車場には30台ほどの車が止まっていた。

 連休を楽しもう 
田植えなどで忙しい人もいるだろうが、時間をみつけて山に入るにはいい連休である。 家でじっくり休養するのもいいだろうが、充実感、達成感を手軽に求める人は、ぜひとも山に登ることを勧めたい。 山登りは、非日常の典型的な行動である。 たくさん歩く。重い荷物を長時間背負う。重力Gにさからって登るので、たくさんの汗が体中から吹き出る。 山頂に到達すると飛行機からしか見下ろせない光景が眼下に広がる。 何よりも山頂は目標であり、確かにたどり着いたという達成感は、快感である。 まだ、連休初日である。貴重な時間を精一杯、感動を得るために使ってみてはどうだろうか。