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2008

五頭山(912m) 

Saturday 26 January 2008/雪
新津(6:40) (7:30)菱ヶ岳駐車場 (10:20)三の峰  (11:10)菱ヶ岳駐車場  (12:10)新津

 新雪を十分楽しむ  
新雪が降った朝の山は特別だ。山の姿をリセットするからだ。昨日までの山と違うのだ。 ラッセルしてまで登る価値があるとは認めがたいだろうか。 確かに新雪が降るような天候になると、早朝の路面はアイスバーンになる。 傾斜のきつい道路が凍結していたため、しかたなく車を戻して麓の駐車場に車を止めて村杉温泉地内を徒歩で登って、五頭山まで登ったこともある。道路のコンディションがいいとはいいがたい。 また、力不足で7合目、8合目でリタイアしたことも何度かある。 しかし、新雪の山には多くの魅力がある。 吹雪いた後には、枝に海老の尻尾という雪の付着した光景を見ることができる。 運がよければ、日がさすと、その海老の尻尾が突然いっせいに落下する光景をみることができるのだ。 枝が身にまとっていた衣をサラサラとぬぎすてるように、海老の尻尾が落下する。 これをみれるということ自体が、僥倖であろう。 それは早朝、新雪をラッセルした者が、偶然に遭遇する光景なのである。 ラッセルは消耗が激しい。それだけに山頂にたどりついたときの感激はまた ひとしおなのだ。大きな課題を乗り越えたときの達成感とでも言えようか。 新雪をラッセルして登るのは、結構面白いのだ、試してみてはどうだろうか。 無理をせよとは言わないが、チャンスがあったら挑戦する価値はある。

 写真をスライドショ−で見れるように改善しました 
少し荒い画面になりますが、大きな画面でみると感動は異なります。 精一杯大きな画面にしてみました。ディスプレイの表示領域を超えるとスクロールが必要になりますが、大きな画面にしてスライドショーでみることができると、少しは感動を伝えることができるかもしれません。PCの設定によっては、Javascriptの受け入れの許可を求められます。クリックで先に進めます。
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