2008
鳴沢峰(880m)
Sunday 20 April 2008/晴れ
新津(5:20) (5:50)菅名岳駐車場 (6:10)五葉尾根取り付き (7:30)鳴沢峰 (8:40)駐車場 (9:10)新津
五葉尾根を登る
新緑が菅名岳につづく尾根の斜面を登っている。山桜は麓に近いところで満開である。
山菜取りの人たちの車は朝早い。途中で3台見ているが、登山者の車はない。
昨日の五頭山登山のせいか足が重い。昔は数日間の縦走でもつらいと感じなかったのであるが、齢を重ねた結果なのだろうか。
下山途中で知人の方にあい、山の情報交換でしばし歓談となる。共通の話題が健康となっている。
20年度からメタボ対策が国の施策となったが、運動不足解消が国民共通の課題というところである。ますます熟年登山者が増加するであろう。登山はウオーキングより重力の負荷がかかる分よいトレーニングだと思う。また、森の新鮮な空気の中で汗をながすことは、体にいい気がする。ジョギングに比較し、心臓や膝にやさしい。
だが、なんといっても登山が他のスポーツに比較して優れているのは、達成感を手軽に得られることであろう。苦しい思いをして頂上を極めたときの感動は、他に代えがたい。
職場で数年もかかるプロジェクトが完了しても、果たしてその長さに比例して大きな達成感、充実感が得られるであろうか。
実績を残したという結果に対して確かに達成感はあるだろうが、爽快感はない。
登山の達成感には、ストレスを解消させてくれるものがある。今後、眺望や花が素晴らしい山々は、ますます混雑することになるだろう。