2009
五頭山/912m
Sunday 22 November 2009/晴れ
新津(7:00) (7:30)どんぐりの森駐車場 (8:40)三の峰 (8:50)前一の峰(9:00) (9:50)駐車場 (10:30)新津
4ヶ月ぶりに五頭山を登る
前回の山行から、もう1ヶ月が過ぎた。
雑事に追われ、土日を自分の時間に当てることができなかった。
五頭山の山の様子は、すっかり変わっていた。
なにしろ、前回、この山は夏の風情であったのが、今回、すっかり様子が違い、樹木の葉が落ちて、山頂付近に5cmほどの積雪があった。
2枚重ねの冬山の服装でも、空気が冷たく感じられる。
出足は最初鈍かったのだが、久しぶりに朝から青空が広がったせいか下山するころには、50人ほどの登山者を数えることができた。
ほとんどが、年配者のグループだが、皆、とてもいい顔をしていた。
雲海が広がる
阿賀町(旧三川村)上空に雲海が広がっていた。
背が高い山々が、雲海に浮かぶ島々に見える。
ついカメラを向けたくなる日本画的な世界である。
その数枚をPHOTOサイト上に載せてみた。
白い雲海を背景にした尾根上の樹木が際立って美しい。
自分が日本人であることを確認する瞬間である。
タイミングが悪く、山頂で飯豊連峰を見ることができなかった。
帰りの車から眺めると白い飯豊連峰がくっきりと姿を現していた。
PHOTO
近代はおもしろい
世界が大きく変わった時期である。
キリスト教がローマ帝国を覆い尽くし、その帝国崩壊後もヨーロッパに浸透して強固な世界を築いた。
誰もが、この世界が壊れるとは思わなかっただろう。
しかし、キリスト教の世界が、内部から崩壊した。
ドイツ、イングランドの宗教改革が、ローマ法皇の世界と異なる勢力を拡大させた。
著しい変化をした国が、イングランドである。
新興勢力が得た自由が、産業革命の後押しで、加速度的に国力を増大させた。
この力が、ヨーロッパ全体の力関係を変えた。
スペイン、オランダ、フランスに与えた影響は大きい。
今、グローバリズムというが、昔から作用・反作用の力が世界を劇的に変えた。
自由の拡大が、力の源泉と思えてならない。