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2010

鳴沢峰/880m 

Sunday 20 June 2010/曇り
新津(5:00) (5:40)菅名岳駐車場 (7:00)鳴沢峰(7:10) (8:10)駐車場  (8:50)新津

 ヒルに襲われる 
車に乗って、帰路に着いたときに、はじめてヒルの存在に気づいた。 ハンドルを握る左手にチクリと痛みを感じたからだ。 車を止め、左手を見ると、中指と薬指の間の付け根部分に褐色の点を発見した。 左手を裏返すと、点は実際は線で、突端であった。 瞬間、ヒルだとわかった。と同時に全身が鳥肌立つ。 右手の指で、ヒルをはじくが、なかなか取れない。 強く何度かしていると、幸運にも偶然とれて、車のフロアーマットに落ちる。 左手は血だらけになる。車を降りて、枝を適当な長さに折って、枝の先でつついて車外に取り出す。 路上で押しつぶそうとするが、高級皮革と同じで、なかなかちぎれない。 強くのこぎりのように枝を動かして、ようやくちぎれた。 ヒルを家に持ち帰るわけにはいかないので、持ち物を調べてみた。 その結果、靴に2匹、スパッツに数匹を発見し、同様に枝で力を入れてすりつぶす。 すべてを始末したと思ったが、考えが甘かったようだ。 帰宅して、シャワーを浴びて、洗濯をした段階で、はじめて全容がわかった。 脇腹に血液が円形に付着していた。 しかし、ヒルを発見できなかった。 そのため、着替えたものをすべて脱ぎ、洗濯しなければならなかった。 洗濯後、ゴミネットの中に、1匹を発見し、すりつぶしたみると真っ赤な血がでたので、これが脇腹から吸血したものとおもわれる。 そのほか、洗濯物をいれた袋のなかに2匹を発見し、これも処分した。 もし、もう少し発見が遅かったら、すね、腹が血だらけになっていたことだろう。

 ヒルを再認識 
今回のヒル騒動で、認識を改めざるを得ない。 川内山塊がヒル山であることは、よく言われていたことである。 しかし、日本平山などの、かなり奥の山と思っていた。 残雪期に菅名岳を縦走していた登山者が、残雪期以外は、この山を登ることがないと話していたのを思い出した。 しかし、まさか菅名岳などの平野に近い山で、多数のヒルに襲われるとは考えもしなかった。 これまで菅名岳でヒルの被害にあわなかっただけに、この話を聞いて、ずいぶんと用心深い登山者もいるものだと思っていた。 知らないとは、強いものである。 これほどたくさんのヒルに取り付かれたのは、はじめてヒルをみた日本平山以来で、ほぼ20年ぶりの出来事である。 ヒルは、梅雨時に大発生するのであろうか。 確かな根拠があるわけではないが、過去、梅雨時にあえて登ることが少なかったように思う。 それだけに、ヒルに遭遇する機会がそれだけすくなかっただけかもしれない。 花を観るなど、特別の場合を除いて、梅雨時の山行は、避けたほうが懸命であろう。

 登山者が少ない 
雨が降れば、たいていの登山者は山行を取りやめる。 自然の成り行きであろう。 下山時に会った唯一の登山者は、竹の子取りを兼ねて登ったとのこと。 ヒル騒動も踏まえて、梅雨時にこの山を登るのは、避けざるを得ないだろう。