2012
大朝日岳/1870m 12/09/03
Monday 3 September 2012/曇り
新津(3:30) (6:50)朝日鉱泉駐車場(7:00) (8:30)出合 (11:30)大朝日岳(12:00) (14:00)出合 (15:10)駐車場(15:20) (19:00)新津
涼を味わう
もちろん涼しいのは、山頂付近だけである。
まだ、残暑が厳しい。
水3リットルを飲み干す。
下山時、流水量が多い沢を横断するたびに、水を手ですくって飲んだ。
しかし、山頂での30分は、風もあり、気分が爽快であった。
生気を取り戻した。
上空の雲が、太陽の光を遮り助かった。
11年ぶりに中ツル尾根を登る
登山口となる朝日鉱泉までの路が細い。
ほとんどの道路が1車線で、対向車とすれ違うために、たくさんの待避線が設けられている。
道路は、朝日川沿いに、崖に張り付いている。
一般車の駐車場は、朝日鉱泉を過ぎたところにある。
中ツル尾根は、朝日鉱泉から大朝日岳を登る直登、最短コースである。
このコースの行程の半分は、沢筋にある路を歩く。
途中にあるいくつかの吊り橋渡り沢の反対側に移動する。
残りの行程で、中ツル尾根を一気に登ることになる。
アップダウンは、ほとんどなく、一方的な上りとなる。
それだけに、登山者の多くは、荷物の少ない日帰りか、下山時に利用しているようだ。
最初、小朝日岳が見えるが、はるか上方に、仰ぎ見るような位置である。
この尾根が、いかに一気に高低差を登ることになるか、思い知らされる場面である。
山頂らしきものが見えても、それは山頂ではない。
そこから更に登らなくてはならない。
森林限界を超えるあたりから、尾根上に涼風が感じられた。
眺望がいい
大朝日岳は、近隣では、際立って高い山であるので、眺望がいい。
残念ながら、小朝日岳のある東面のみ、雲に被われていた。
するどく尖っている祝瓶山の山容は、異様である。
以東岳が、かなり遠くに見えるが、山頂付近は、雲に被われていた。
今回、他の道路が、通行止めだったので、中ツル尾根を登ることになった。
しかし、日暮沢小屋から、登ることができたら、秋の縦走を楽しむことが出きるであろう。