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2014

五頭山_912m 2014/03/04

Tuesday 4 March 2014/晴れ 
新津(10:40) (11:10)村杉温泉  (11:40)菱ヶ岳駐車場 (13:20)前一の峰  (15:00)村杉温泉 (15:40)新津

 久しぶりにみごとな飯豊連峰を見る 

春霞やPM2.5やらで、ここしばらく、はっきりとした飯豊連峰をみることができなかった。 新潟では珍しいことだが、今日だけ晴れの天気予報が出た。 明日は、もう雨の予報である。 雑用を仕上げて、急いで五頭山に向かう。 新潟市街地上空に、もう雲か霞か白いものが覆っている。 山頂に着くまでは、飯豊連峰を見ることができるか、不安を抱いて登った。 しかし、三の峰山頂に立つと、正面に飯豊連峰の神々しい姿を見ることができて、一挙に不安が解消した。 前一の峰まで足を延ばして、じっくりと飯豊連峰を眺め、そして数十枚の写真を撮った。

 80人ほどが登る 

今日、遅れて出発したので、もう駐車場に入ることはできないだろうと思い、村杉温泉周辺の駐車場に車を止めた。 確かに、駐車場も路肩も車で満杯であった。 車が、菱ヶ岳駐車場に60台、路肩に20台あった。 登山者の性格が、駐車の仕方にでるようだ。 待避線に車を止めると、そこで車のすれ違いができなくなるのであるが、当然のように駐車場に近い待避線から順番に車で埋まっていく。 また、軽自動車は、車幅が狭いので、駐車場に近いところから路肩駐車が始まる。 大きな車が通ると、すれ違いのとき、ドライバーの腕が試されることになる。 昔、スキーをした人や登山になれた人は、冬に、どっと山に集まるようだ。 収入に余裕があるとしか思えないのだが、多くの登山者がアイゼンを着けて登る。 ザックやウエアも、ブランドものが多い。また、ワカンより高価なスノーシューが好まれるようだ。 現在を精一杯楽しむことは、決して悪いことではない。 だが、私たちの現在は、私たちの父母の貢献によるところが大きな気がするのは、私だけであろうか。 私たちは、子供たちに何かを残す義務があるようにも感じる。

 菱ヶ岳からの縦走者をみる 

2人の縦走者を見た。 トレースがすでにできていたので、今日、数人が縦走したようだ。 実は、かなり前にも、トレースを確認していたが、実際に縦走している人をみたのは、今冬はじめてである。 まだ、雪がときどき降るので、雪面は柔らかく、ワカンで歩いてもかなり靴が沈み込むようだが、縦走者がいるので、そろそろ残雪期の縦走が楽しめそうである。 晴れがつづき、雪面が堅くなると、雪面のどこでも登山道となる。 それほど靴が沈み込まないので、かなりの距離を歩くことができる。 菱ヶ岳から五頭山、大蔵山から菅名岳などが、縦走路としてよく知られている。 雪が融ける前のわずかな時期なのであるが、天気予報を見ながら雪が堅くなるタイミングを見て登るのが難しい。