2016
頼母木山_1730mとハクサンイチゲ 2016/06/03
Friday 3 June 2016/晴れ
新津(4:30) (6:20)梅花皮荘駐車場(6:40) (7:10)大曲分岐_530m (7:40)十文字池 (8:20)西俣ノ峰_1023m
(9:10)枯松峰_1184m (10:00)三匹穴_1470m (10:40)頼母木平_1700m (11:00)頼母木小屋 (11:20) お花畑(11:30)
(12:00)頼母木小屋 (12:30)頼母木平 (13:00)三匹穴 (13:30)枯松峰 (14:00)西俣ノ峰 (14:30)十文字池
(14:50)大曲分岐 (15:10)駐車場(15:20) (17:20)新津
ハクサンイチゲの花園を見る
過去数回、このお花畑を訪ねたが、最盛期のハクサンイチゲを見たとは言い難かった。
今回は、今までの中で、最高の花園であることは間違いない。しかし、ハクサンイチゲの一部の花弁が落ちていた。
最盛期の花園を見ることはとても難しい。
西俣ノ峰の夏道を登る
足の松尾根を利用する道路の開通が、6月11日とネット上で公表されていた。
ハクサンイチゲの群落の開花の写真がネット上にアップされた日付が、5月28日である。
腰痛が出て、今年、この花園を見るのをほとんど諦めかけていた。しかし、一念発起し、西俣ノ峰から登ってみることにした。
ただ、このコースの夏道を登った経験がない。
5月8日の残雪期の経験と薄いトレースながらきっと登山道が見つかると期待して登る。
特徴を記す。
1.三匹穴から頼母木平までの間に雪渓が残るが、それ以外は夏道を歩くことになる。
2.トレースが薄く、確かに一部藪化した登山道があるが、パニックにならずに冷静によく見れば踏み跡を確認できる。
3.頼母木平の笹薮は、ハイマツの根が登山道に張っていて足を取られやすい。
4.急登が多い。ソールがシッカリした靴がないと滑って登りにくいところが多い。
5.概ね30分ごとに標識があり、とても助かるし安心する。
6.傾斜がきついところが多く、泊まりの装備で登るのは大変だろう。しかし、日帰りなら、なんとか登れるだろう。
7.カタクリ、シラネアオイ、コブシを見ることができる。
足の松尾根は明日開通らしい
明日、6月4日に開通らしい。
足の松尾根は、手軽に大石山、エブリサシ岳のお花畑を見る良いコースである。
しかし、毎年、道路の開通がハクサンイチゲの最盛期に間に合わない。多分、暖冬、温暖化のせいだろう。
以前は、6月中旬でも十分にハクサンイチゲを見ることができたようだ。
奥胎内ヒュッテまで、車が入れないと足の松尾根の商品価値は30%ほど減少するであろう。
なぜなら、ヒメサユリとニッコウキスゲの見頃は大丈夫だが、ハクサンイチゲの見頃を見ることができないからだ。
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