1996
大朝日岳 1870M
Thur.September 12.1996/新潟、快晴
17:30新潟発 (鶴岡経由) 21:30 山形県西川町日暮沢小屋
Sep.13/くもり
6:00日暮沢小屋発 9:00竜門山(1687M) 10:00西朝日岳(1814M) 11:00大朝日岳着(1870M)
12:00大朝日岳発 13:30竜門小屋着
Sep.14/雨
6:30竜門小屋 8:45日暮沢小屋着 9:00小屋発 (小国経由)14:00新津着
12日、木曜日の職場を後に、1年ぶりで朝日連峰へ車を走らせる。日暮沢小屋手前の根子川の砂防ダム工事が進んでいる。しかし、もう数年続いているようだ。途中の橋の上から釣りをしている人がおりびっくりした。夜中の9時頃で、きっとむこう様がなお驚いたかもしれない。
日暮沢小屋は、清掃後で実にキレイ。管理人のおじさんに感謝。日暮沢小屋は、貸切。
13日、金曜日、早朝、竜門山へ向かう。すでに3人のパーティーが先行する。清太岩山(1465M)までは、眺望がきかない。ユウフン山頂に”熊糞山”の真新しい木の看板が置かれた。
登山道脇に、リンドウが多く見られ始める。竜門山頂付近には、トリカブトが群生する。竜門山頂からは、以東岳、月山、鳥海、飯豊連峰が見える。カメラ、水などを小さなザックに移して、一路、大朝日岳へ。わき上がるガスが先か、こちらの足が先かという天候であった。西朝日岳分岐点(本来の西朝日岳は、登山道よりそれて立つ)で、明日はみれないと思い、大朝日岳に向かってシャッターを切る。
朝日小屋手前の金玉水(キンギョクスイ)で水を補給。寒河江川源流の看板あり。うら若き女性が、顔も赤らめずに○○○○水とのたまったとか、友人の話を思い出し苦笑す。水は、甘くてうまい。大朝日岳山頂では、北面がすっかりガスで見えない。飯豊連峰、祝瓶山は、見える。CQCQで10局ほどつながる。風が強く冷たく、口も指も不自由となる。
鼻水が止めどなく落ちるので、下の小屋まで退散する。おいしい水とビスケットで熱源の補給後、小屋を後に、竜門小屋へ戻る。西朝日、中朝日から大朝日を撮る板橋から来た某氏は、以東岳(1771M)から完全縦走。重いカメラ、三脚を持ちながら移動する姿を見て、山行にもいろんなスタイルがあると再認識する。
竜門小屋は、トイレも含めすべてキレイになっていた。管理人のおじさんが、狐穴小屋と一緒に連休前に清掃にこられたようだ。管理費1,000円を渡す。竜門小屋は、水を入り口付近まで引いてくれているので実に助かる。小屋は、3人のパーティーと私の4人であった。
14日、土曜日、明け方近くから雨になる。今日の予定は一切中止し、下山する。頂上付近の木々の葉は、赤みがさしている。10月にくると紅葉に間に合わないかもしれない。
雨の中、登山者数人と会う。日、月と天候回復の見通しのせいか。帰りは、大井沢トンネルをとおり柳川温泉で汗を流した。200円で朝6:00から利用できる。