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1997

五頭山(912m) 


Sun.February 2.1997/晴れ
新津(12:00) (13:00)菱ヶ岳駐車場 (14:30)五頭山三の峰(14:45)  (15:30)菱ヶ岳駐車場   (16:00)新津

 目覚めると青空である。午前は、いろいろと忙しくて出かけられない。午後、仕度して出発する。今回は、ビールとサンドイッチを調達する。午前は天気が良かった。午後は、雲の量が増える。登山道は、車1台だけが通れるように除雪してある。また、ところどころに、すれ違うために道幅を広くしている。ありがたい。そんな場所にも駐車している。菱ヶ岳登山口駐車場は、推測どおり満杯である。下って広くなった道路の路肩に車を寄せて止める。道路の左側の駐車場だけ除雪してあり、右側は、除雪してないが4WDが入り込んで駐車している。山は、晴れてないときは、必ず積雪があるようだ。
 登りはじめると頭上にパラグライダーが飛んできて、近くの除雪してない駐車場にみごとに着地する。なんと、ワカンをつけて飛んでいる。山行のスタイルが着実に進化している。
 2週間ぶりの山行だが、今回はえらくしんどい。2日続きで1時過ぎまで起きていたせいか息が上がってしまう。ワカンなしで登っているのに、一時間半かかってしまう。2週間のインタバルは、私の体調を維持するには長すぎるのかと考えたりする。毎週登る方がストレスを解消し、体調を整えるのにいいのかもしれない。3週間ぶりの五頭山であるが、8合目あたりは、ほとんどブッシュが雪に埋もれている。これは、冬の五頭山に特有の姿である。要するに尾根がスキーのできるような雪面になるということである。
 三の峰にやっとたどり着く。集いの鐘の塔は、上部1mを残すところまで雪に埋もれる。山小屋は雪の下である。小屋付近の積雪は、4m以上ある。
 遅い昼食をとる。コンビニで買ったサンドイッチをビールで流し込む。のどが渇いて空腹の身には、こんな食事でも極上である。beer & sandwich というメグレ警視の昼メシも決して悪くないね。
 ビノキュラを覗くと、菱ヶ岳には、人影がない。一の峰、二の峰に三脚をもった登山者が飯豊山を撮ろうとしているようだが、飯豊山は、雲に覆われている。ジッとしていると寒い。下山する。早く帰って家で仕上げをしよう。