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1997

五頭山(912m) 


Sat.April 12.1997/曇り
新津(5:30) (6:00)どんぐりの森駐車場 (7:00)五頭山三の峰(7:30)  (8:15)どんぐりの森駐車場  (8:45)新津

 昨晩、星空でとても冷え込む。翌朝天気なら、五頭山に登ることにして、寝る。
 翌朝5時に目が覚める。カーテンを開けると五頭山・菱ヶ岳の稜線が、くっきりと見える。さあ、出発だ。3週間ぶりの山行である。
 今日は、9時までに戻らなければならないので、荷物はわずかだ。水、菓子、オレンジ、無線、カメラ、ビノキュラだけである。朝5時半では、道路を走る車は、さすがに少ない。十分スピードを楽しむことができる。はきかえた夏タイヤは、走行音が小さく快調である。五頭山から朝日が昇る。飯豊連峰がシルエットとなる。
 登山口のどんぐりの森駐車場には、すでに車が3台もとまっている。まだ、6時である。えらく早い人か、前日登った泊まりの人か、思案する。
 登りはじめるが、3週間ぶりで足が重い。荷物は少ないのに、けっこうきつい。下の方は雪がすっかり消えている。マンサクが咲き乱れている。黄色の花びらが落ちている。山桜が、咲き始めている。雪が現れ始めたのは、7合目あたりからである。雪はカリカリでかたい。かなり気温が下がったせいだ。田畑の水たまりに薄氷が張っていたほどである。踏み跡が階段状になっているので、登りやすい。山頂に近くなるにしたがって、雪の厚みが増してくる。7時に三の峰山頂に到着する。鐘を鳴らす。山頂の積雪は、2m以上ある。小屋の屋根と同じ高さまで雪が残っている。人影が無い。
 無線で呼びかけてみると、4局と話ができた。山から呼びかけると山の情報を得ることができるので助かる。二王子岳の神社まで車が入れるようになったそうだ。ビノキュラで飯豊連峰をのぞくと御西岳の向こうに飯豊本山が見える。御西小屋が見える(ようだ)。5月連休に頼母木山に登りたいが、雪の情報が得られない。今年は雪が少ないので、藪こぎとなるか。
 下山する。8合目付近で、登山者と挨拶を交わす。どんぐりの森駐車場には、数台の車がある。下の菱ヶ岳登山口駐車場にも数台の車がとまっている。
 帰宅するまで、天気になりそうな空であったが、10時過ぎ、風が強まり雷雨となる。すれ違った登山者は、どうしているかな。