1997
門内岳(1880m)・梶川尾根
Sat.Sep.6.1997/曇り
新津(5:00) (7:00)飯豊山荘(7:30) (10:45)滝見場 (11:40)五郎清水
(14:30)扇の地紙 (15:00)門内小屋(泊)
Sun.7/曇り・雨
門内小屋(6:30) (7:00)扇の地紙 (8:30)滝見場 (10:30)飯豊山荘
(11:00)梅花皮荘(11:45) (14:00)新津
(1日目)
朝から車のフロント・ガラスに雨があたる。
飯豊山荘に隣接する駐車場には、10台以上の車がある。
友と2人で梶川尾根から門内岳まで、できれば北股岳まで登る計画を立ててやってきた。
600mより上にガスが立ちこめる。
この尾根は、最初から急登である。
ゆっくりと登る。
今日も蒸し暑い。
ガスは下にたなびいているだけで、これを抜けるとエブリサシ岳や北股岳が見える。
1145mの滝見場で、尾根の左手向い(クサイグラ尾根?)に5段の滝(梅花皮滝?)が見える。
ここは、石転び沢の雪渓が真正面に見える。
雪渓上に大きな穴や割れ目が見える。実際の大きさは、ビルの高さはあるかと思われる。
雪渓の真上、北股岳と梅花皮岳の鞍部に梅花皮小屋が見える。
1692mの梶川峰まで再度、急登となる。
梶川峰から緩い草原状の斜面を歩く。
すでに狐色に紅葉している。
ナナカマドの実が赤く、葉も紅葉しかけたものもある。
トリカブト、イイデリンドウ、マツムシソウの紫がきれいである。
飯豊山、烏帽子岳、梅花皮岳、北股岳、地神山、エブリサシ岳が望める。
門内小屋に到着する。
泊まりは、4人であった。
門内小屋の水場は遠い。往復30分かかる。沢の下まで下りるからである。
夜半より風が吹き始める。しかし、外は霧である。
(2日目)
朝から雨となる。
4人とも時間をおいて下山する。
扇の地紙に到着するころ、かなり霧が晴れる。
しかし、2000m前後は、いくら待っても山頂が姿を現さない。
滝見場に着くと、大粒の雨となる。
山頂にいる頃は、風がなま暖かく感じられた。
高度を下げると、蒸し暑くなる。
しかし、ガスの中は、涼しいので驚いた。
雨の日曜日にもかかわらず、登山者が15人ほどいた。
飯豊山荘前の天狗平ぶなしずくの水場で、水を飲む。
梅花皮荘の温泉で汗を流して、家路に着く。