山行の報告 home


1998

 二王子岳(1421m) 

Sat.Apr.4.1998/晴れ
新津(7:00) (8:15)二王子神社駐車場手前道路 (11:45)二王子岳(12:30) (14:00)駐車場手前道路 (15:00)新津


昨年より、早い時期に登る。天気予報は、晴れだが、翌日まで持たないとのこと。今回は、睡眠不足でかなり苦しい山行となった。前回の山行記録を整理するのに午前3時までかかる。睡眠時間が3時間となった。睡眠不足は、ほんとに体に悪い気がする。登りがとてもつらくなる。車を駐車場手前300m下の路肩に止めた。道路に雪が残っているからである。今朝、霜がおりたので、道路の濡れた部分が凍結している。ザックをかついで、出発する。道路を150m登ると道路左側に二王子神社の参拝道の案内板がある。車道とここで分かれて切り通しを進む。 しばらく下りとなる。沢をわたる朱色のアーチ橋をこえると、階段が現れる。階段の上が、神社である。神社に道中の安全を祈願する。登山口は、神社の正面に向かって左側である。杉林の中に道が続く。20分ほどで杉林が終わり、尾根のとりつきとなる。

残雪期は踏み跡がないと登れない。この山は、支尾根が多いからである。登りはなんとか登れても、下りは、随所にある支尾根をひとつでも間違えば、どこかに迷い込むことになる。ガスが出たら動けなくなる。指導標や赤布があっても確実に下山できるといえない。積雪は、神社で20cm、5合目で2.5m、小屋の前で3mほどである。杉林の中に、たくさんの沢があり、一番右にある沢につづく尾根を登るのが正しい。夏道は、この沢を登る。この尾根を登ると、一王子小屋は、途中の左手下に見える。新雪が20cmほどあり、足が沈む。山スキーで登る人と下る人に途中でであう。登りは大変そうであるが、下りは、すばやく楽しそうに見える。山頂の小屋をめざして、多くのパーティーが登っているのが見える。主尾根にあがると、風が強く、冷たい。帽子が吹き飛ばされそうになる。Tシャツ1枚で登る人がいる。私は、化繊の長袖シャツに毛のシャツを着ている。下では、ボタンをいくつかはずしていたが、尾根上では、すべてのボタンをきっちりとめる。小屋が近づくと飯豊連峰が、すぐ近くに真っ白な姿を現してきた。青空に飯豊の峰峰が、くっきりとはえている。小屋に入ると、満杯であった。18人の登山者がいた。早めの昼食をとる。おにぎり、カップメン、ビールとコーヒーをほとんど同時に飲み食いする。混雑しているので、小屋を出る。

風が和らぐ。写真を撮る。ファインダーごしの飯豊は、なにも感動を与えないが、肉眼で間近にみる飯豊は、見るものをひきつけて、はなさない。遠くに朝日連峰が見える。今日登った人は、よほど運がいい。ビノキュラで眺めると、飯豊連峰の小屋が見える。エブリサシ、頼母木、門内、御西の小屋が見える。梅花皮と本山の小屋がわからない。ぞくぞくと登山者が上がってくる。

下山する。風が弱くなったので、歩き出すと汗が出る。山スキーで下る人は、とても早い。すぐに、人影が消えた。日本海が見える。しかし、春霞で海岸線が明瞭でない。気温が上がったせいで、帰りの踏み跡はかなり深くなっている。1時間半で車までたどりつくことができた。