1999
Sat.Apr.10.1999/曇り 粟ヶ岳(1293m)
新津(5:20) (6:00)貯水ダム(6:15) (9:15)山頂(9:30) (10:00)小屋(10:15) (11:30)貯水ダム (12:20)新津
3月28日に途中でリタイヤした粟ケ岳に再度挑戦した。天候は曇りであるが眺望はきく。前回、ビジターセンター手前の浄水場で車の進入が規制されていたが、今回、登山口まで車が入れた。すでに2台の車が止まっていた。だいぶ雪が融けていた。前回見た黄色のマンサクのほかに白いコブシが咲きはじめていた。3合目手前から登山道は雪に覆われていた。気温が上がったので雪は柔らかくなり足が少し沈み込む。雪が融けて尾根上の雪庇が狭くなりナイフの刃先のような場所が多くなっている。しかし、雪が柔らかく多くの登山者が前日までに通過した踏みあとが残っていて、それほど歩くのに恐怖を感じることは無い。前回、6合目でリタイヤしたのだが、ここから上はやせ尾根や岩におおわれている登山道がある。7合目の小屋から北峰、中峰、南峰まで雪庇歩きとなる。途中、ブッシュもあるが、総じて今年の粟ケ岳の積雪は多い。多少の風はあるが、シャツとウールのシャツの2枚を着ているだけでも汗が出る。雪庇上に亀裂が入っているところがある。山頂に立つと守門岳、浅草岳、会津駒ケ岳が見える。はるか遠くにうっすらと飯豊連峰の大日岳、北股岳が見える。アイゼンやワカンが不要な登りであった。山頂に三番目に到着した。しばらくして下山した。小屋で昼食をとった。おおぜいのグループ登山者が小屋の1階、二階に溢れていた。登山口付近に、20台の車が止まっていた。水源地の桜は、これからが見頃になる。道路が整備されたので、休日に、よりいっそう込み合うだろう。