1999
Sat.Feb.27.1999/雨 菱ヶ岳(974m)
新津(7:20) (7:50)菱ヶ岳登山口駐車場(8:00) (10:00)杉鼻(11:30) (12:30)駐車場 (13:10)新津
4ヶ月ぶりに菱ヶ岳に行く。しかし、杉鼻でリタイヤとなる。トレースがなくなっていたため、また今日はラッセルする予定はなかったので、そこで引き返して、平らな場所を選んでテントを張った。久しぶりに無線で会話を楽しんだ。天候は、予報通りで雨のち雪となった。今年の雪は、少ないようだ。例年、雪の下にある低木が、今年は姿を見ることができる。雨が雪を溶かしているので、ワカンをつけても足が雪面深く沈み込む。杉鼻から先へは、気温が低くなった日を選んで、雪面が堅く凍ってから登りたい。無線の山岳移動は、3ヶ月ぶりである。今回、そのためにテントを用意した。残念ながら時間帯が悪かったせいか4局との交信で、いくらCQをだしても声がかからなくなってしまった。ところで、先週土曜日に、不運にも五頭連峰で女性の単独行者が遭難してしまった。知人と思われる9人のパーティーが捜索にきていた。登山道の両側を幅広くみてまわっていた。また、下山時、別の関係者と思われる7人のグループが登ってきた。参考までに、記しておくが、遭難がわかった直後から、かなり多数の人が捜索に来たようで、いたるところに足跡が残っている。特に、支尾根で分岐点となっている場所が、道に迷う可能性が高いだけに綿密に調べられたようである。そのため、どのトレースが正しい道であるか、経験者しかわからないので登山者は十分注意する必要がある。