1999
鳴沢峰(880m)/菅名岳(909m)
Sat.Nov.20.1999/晴れ
新津(12:15) (12:45)菅名岳登山口駐車場 (13:10)鳴沢峰登山口 (13:45)鳴沢峰(14:10) (14:40)菅名岳 (15:40)駐車場 (16:30)新津
木々の葉は、すっかり落ちていた。・・・
早朝、窓から五頭山をうかがうと、山は、厚い雲に覆われ見ることができなかった。早朝の登山をあきらめた。ところが、日が高くなるに従って、青空が広がった。久しぶりに、鳴沢峰を登り、飯豊連峰と阿賀野川を眺めてきた。
菅名岳、鳴沢峰の木々は、すかり葉を落としていた。木々の葉がなくなると、今まで見えなかった尾根の形や谷の深さが分かる。いくつかの木々に鳥の巣があった。菅名岳や鳴沢峰のいくつかの尾根は、両側が深い谷まで落ちているやせ尾根である。木々がたくさん葉をつけていたころ、何の不安もなく歩いた尾根であるが、深い谷を覗き見ると、スリルを感じる。
菅名岳登山口の駐車場から、鳴沢峰に続く五葉尾根のとりつきまで20分ほどかかる。尾根を登り始めると山頂まで一方的な登りである。まったく無駄なく40分で山頂に到達できる。鳴沢峰から3つのルートがある。咲花温泉、まおろし保養所(温泉)、菅名岳へのコースである。鳴沢峰の山頂で、ビノキュラをのぞく。飯豊連峰が、また、白くなった。二王子岳が、白くなっている。山頂で、飯豊連峰の水彩画を描いている老人がいた。菅名岳から縦走してくる10人の登山者にあった。予定より早く登れたので、菅名岳経由で下山する。
数年前、鳴沢峰の斜面の潅木が伐採され、杉が植林された。もう背丈ほどの高さになっている。30分ほどで、菅名岳に到着する。山頂に一人の登山者が、遅い昼食をとっていた。下山時、一人の登山者にあう。落ち葉が濡れて、木の根に足をかけると滑りやすい。一度転んで、小指を痛めた。腫れてしまった。初冬の午後の陽だまりの中、山登りを楽しむことができた。